【三冊書評】ロング・グッドバイ / 飛行艇時代 / リンドバーグ

教養

『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー/著 村上春樹/訳
『飛行艇時代』宮崎駿
『リンドバーグ』トーベン・クールマン

男として生まれたからには、カッコよくありたい。
今のご時世、こんなことを言ったら、お前はアナクロだと笑われるかもしれない。
それでも敢えて言おう。僕は、カッコよく生きていたいのだ。

カッコよく生きるため、まずしなければいけないのは、自分の中に一本の芯を持つことである。
あるいは、“美学を持つこと”とも言い換えられるかもしれない。

そして、その“美学”を一生涯守り続け、それに反する行為は一切してはならない。
周囲からの目線や、その場の雰囲気には流されず、自分の美学にのみ従って行動することが肝要だ。

果たして、現代でそんな生き方ができるのか。
それはやってみなければ分からない。
行動を起こす前から諦めるなんて、ナンセンスだ。

ギブアップには早すぎる。

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